相撲/日本文化いろは事典
日本文化を代表する「武」
丸い土俵の上で二人の大男が裸でぶつかり合い、強さを競う。武道・武術としての相撲は日本人の心を熱く奮わせます。それは格闘技ならではの興奮だけでなく、日本の古来からの文化を現在も色濃く残している点も大きく関係していると思われます。相撲ならではの作法・しきたりは様々な意味を持ち、古〔いにしえ〕の日本を想像させます。単に強い弱いを決めるだけでなく、そこには格式を重んじる心があるところが相撲の大きな魅力のひとつでしょう。
現在は神事としての意味合いも残しながらも、プロスポーツとして、そして国技として繁栄しており、日本文化を代表する存在として海外でも高く評価されています。